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カナダの空が動いている——Alberta Aviation, Aerospace & Defence Summit 参加レポート

Alberta Aviation, Aerospace & Defence Summit
現地レポート

カナダの空が動いている

Alberta Aviation, Aerospace & Defence Summit 参加レポート

2026年5月3日〜5日
Edmonton, Alberta, Canada
はじめに

なぜ私がこのサミットにいたのか

Alberta Aviation, Aerospace & Defence Summit 会場入口

2026年5月3日から5日にかけて、カナダ・エドモントンで開催された Alberta Aviation, Aerospace & Defence Summit に参加してきました。

このサミットへの招待は今回が初めてではありません。2024年にも声をかけていただいていましたが、スケジュールの都合で参加が叶いませんでした。その後、改めて招待を受けた形での参加となりました。

大小様々な航空関連企業、航空会社、防衛関連企業、教育機関——カナダの航空・宇宙・防衛産業を構成するプレイヤーが一堂に会するこのサミットは、業界の「今」を肌で感じられる数少ない場のひとつです。

現地レポート

カナダ航空業界の「今」を現地で見た

会場全体を通じて感じたのは、カナダ航空業界が今まさに動いているという熱量でした。

パイロット不足という課題はカナダも例外ではありません。しかしここで重要なのは、カナダがその解決に向けて官民、そして国内外の連携を本格的に動かし始めているという点です。掛け声だけではなく、具体的な協議と行動が始まっている段階にあります。

エドモントンがカナダの航空経済をリードする都市になることは、もはや予測ではなく既定路線です。

そしてエドモントン。この都市が今後のカナダ航空経済においていかに重要な位置を占めるか、現地に来るたびにその確信が深まります。インフラ、教育機関、産業集積——エドモントンがカナダの航空経済をリードする都市になることは、もはや予測ではなく既定路線だと感じました。

官民
連携体制が本格始動
国内外
協力でパイロット不足に対応
教育機関との対話

大学との関係構築

今回の訪問では、航空学科を有する大学の担当者とも複数の対話の機会を持てました。

実名公開
Alberta College of Aeronautics
ACA
  • 2年前からの継続的な交流関係
  • Diplomaコースを新たに開講、訓練は順調に進行中
  • 次回訪問時の施設見学が決定
  • 将来的な留学生受け入れ時は弊社経由での対応を確認
NDA/非開示
航空系大学(名称非公開)
  • 弊社が今後アドバイザーとして関与する可能性を示唆
  • 詳細はお伝えできる段階になり次第、改めて報告いたします
弊社の考え方

「就職を目標にした留学は失敗する」
——スクール側も同じことを言っていた

就職や成功を目標に留学をするな。

訓練そのものに向き合うこと。ライセンス取得のプロセスを誠実にこなすこと。キャリアは訓練中に既に始まっている——これが弊社の立場です。

今回、現地のフライトスクールとの協議の中でこの考えを共有したところ、強い共感を得ました。スクール側も同じ問題意識を持っていました。

就職できるかどうかを気にしながら訓練している訓練生は、訓練の質が落ちる。

現地フライトスクール担当者(要旨)

あわせてエージェントの必要性についても率直な意見交換をしました。スクール側の認識も弊社と一致していました。

パイロット留学は年々複雑化しています。ビザ、訓練進捗の管理、次のステップへの繋ぎ——これらを一人でこなしながら訓練に集中するのは、現実的に難しくなってきています。

エージェントを使えば安心、ではありません。

正しいエージェントを正しく使わないと、複雑化した留学を完走することが難しくなってきています。

おわりに

カナダの空と、私たちがやっていること

カナダに来るたびに思います。ここでやるべきことは、まだたくさんある。

ACAの施設見学、継続中の企業との採用協議、アドバイザーとしての関与——次回の訪問もすでに動き始めています。

パイロットを目指す方にとって、カナダは今も世界で最も可能性のある場所のひとつです。その可能性を確実に掴むために何が必要か。弊社はその答えを、現地との関係を積み重ねながら更新し続けています。

次回予定
Alberta College of Aeronautics 施設見学
複数企業との採用協議 継続
アドバイザー就任に向けた協議
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この記事の著者

谷口一貴

谷口 一貴

株式会社SMART FLIGHT 代表取締役

元海上自衛隊潜水艦乗り。航空学生を3度受験するも合格叶わず。退官後に単身渡米し操縦免許を取得。自身の飛行時間は200時間ながらも、カナダ・アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド・フィリピン・マレーシア・シンガポールを含む世界100校以上のフライトスクールを直接視察。海外訓練の費用メリットが帰国後の書換や免許取得後のコスト構造で消えるという現実を自ら経験し、さらにパイロット不足の本質的な原因が「免許制度と採用現場の乖離」にあることを現場で確認。訓練から就職まで一貫して設計するトータルコーディネートの必要性を確信した。現在までに30回以上のカナダ渡航を重ね、航空会社・フライトスクール・空港関係者との信頼ネットワークを構築。累計40名以上の訓練生を送り出し、国内外の航空会社で活躍するパイロットを輩出している。カナダのビザ制度にも精通。

Last Updated: 2026.05.27

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