ダメ!絶対ダメ!フィリピンパイロット留学

フィリピンへのパイロット留学はしてはいけない

ダメ!絶対ダメ!フィリピンパイロット留学

弊社代表は多くの国でフライトスクールを見てきて、その中には東南アジアも含まれていますが、結論として言える事は、あなたがパイロットを本気で目指したいなら「絶対にフィリピンでパイロット留学をしてはいけません。」
現役のパイロットや多くのフィリピンパイロット留学経験者が口を揃えて「全てを棒に振ってしまった。」と話していました。
このフィリピンのパイロット留学こそが世間体から見てパイロット留学への偏見が持たれる理由の一つでもあります。

ダメ!絶対ダメ!フィリピンパイロット留学

結果的にカナダで訓練するより高くつきます。

パイロット留学はカナダで決まり!

フィリピンでのパイロット留学を勧めない理由6選

国際的な信頼性

フィリピンもICAO(国際民間航空機関)に加盟しているものの、ライセンスの有効性が低く見受けられることが多々あります。特に日本の航空会社はフィリピンの操縦免許を受け入れない文化が強いです。
その理由に書き換えの条件を達成していないことや、フィリピンはいまだに20000ペソ払うと試験を合格にしてくれるなど普通に横行しています。発展途上国ゆえに法整備が行き届いていないことからもフィリピンの免許は世界的に見ても信頼性は非常に低いといえます。

天候、空域の問題

フィリピンは6月頃から11月くらいにかけて雨季に入ります。
これは何を意味するかというと最初の入り口である自家用操縦士免許の訓練ができません。*詳細は割愛
いくら訓練費が安くても半年近く訓練ができない、もしくはなかなか進まないということは将来的な時間をドブに捨てていることと変わりありません。またフィリピンはほとんどの空港で軍隊と共有していることが多く、民間航空機の訓練より軍隊が優先されるため思うような訓練ができません。

就職で不利

ここまで読んでもまだ「安いから」という理由でフィリピンへパイロット留学を考えている人も流石にこれを聞くと考え直してくれるでしょう。
「就職に不利」本来なら「出来ない」「使い物にならない」と書きたいのですが、あっ書いてました。フィリピンのフライトスクールにある世界の航空会社への就職実績云々は信用しないで下さい。からくりがあります。*からくり解説はいつかYoutubeで。

訓練の質

フィリピンのフライトスクールをいくつも見てきましたが、正直な感想、質はものすごく低いです。*過去にカテゴリー格下げも
これは経営者的目線で弊社代表が実際に見たことを元に書いてますが、とてもプロがいるとは思えない環境です。
それにより教官の質や訓練の質にばらつきが起き、訓練の質が十分でないことや、期待整備が杜撰であったりとする関係から訓練がスケジュール通り進まないといったことが多々起きています。自分の将来を決めるパイロット留学で貴重な時間を無駄にしないためにも国選びは重要なのです。

英語の問題

表現上「英語圏」と表記されていますが。そんなの嘘です。
通じないことの方が多いです。確かにある程度通じるとこはありますが、英語を母国語にしていない国で主要言語が英語になる航空関係を学ぶ事は推奨されません。
これは教官が英語をあまり話せず座学や訓練中のコミュニケーションで問題が起きることもあるくらいなのです。
なので短期留学で英語を学ぶためにフィリピンに行くことは時間の無駄にもなります。

安全管理の問題

これは国民性の問題なのかもしれませんが、整備不良、安全基準の不遵守、不徹底など多くの問題が起きています。
訓練機の整備状態が悪く10機ある機体同士でパーツを取り合ったり、不具合のある状態で訓練をするなど欧米諸国や日本に比べて低いことは否めません。これはフィリピン人が悪いとかいう話ではなく、国政や財政など個人では踏み込むことの出来ない範囲の話なので、改善には今後まだまだ時間がかかるでしょう。

フィリピンのパイロット留学は絶対にダメです

大事なことなのでもう一度。ダメ。

なぜここまで言うのか

こんなことを書くと「フィリピン政府に飼い犬でも殺されたのか」などと思われるかもしれませんが、そうではありません。意外でしたか?
私たちは「世界に通用するパイロット育成」を理念にしています。これは弊社代表谷口が前進となる会社立ち上げ時から掲げてきた理念です。安全性や社会性など実に多くの事をこなせるパイロットこそが世界の空を飛び、お客様のニーズに応え、社会へ貢献することが何より大切なことだと考えております。
また、フィリピンの操縦免許は航空法上は書き換えが可能となっていますが、法律上の運用と実務は乖離があり、実際は書き換えが出来ないため、一度アメリカやカナダ、オーストラリアなどで一部条件をクリアしてこなければなりませんが、そこでそのまま訓練できる技量があるはずもなく、再度訓練のやり直しはザラにあります。
結果として貴重な時間を失い、訓練費も初めからカナダへ留学していたより高額になるのです。
しかし、フィリピンという国はいいところです。ご飯が何せ美味しくて弊社代表は増量期のメニューを作る際の参考にするくらいです。
もし、生涯フィリピンに住むことやフィリピンの航空会社で働くことだけをお考えなら行くことを止めませんが、くれぐれも日本の空は飛ばないで欲しいのが本心です。

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フィリピンの相談は一切受け付けておりません。

ダメ!絶対ダメ!フィリピンパイロット留学

最後にもう一度。ダメ。

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